アピュト・思い出

◀ 思い出まとめへ戻る

◀ アピュトへ戻る

アピュトの思い出とボイス

思い出1

アピュト

キッキッキッキィ。

私はサキュバスのアピュトよ。

今夜はあなたと淫らな夢を。

キャトラ

発言もそうだけど、

だいたんな恰好してるわね～。

アピュト

キキキィ。セクシーでしょ～？

私の色香に迷わない男は、世界中

どこを探してもいないんだから。

アピュト

ほ～ら、言ったそばから

飢えた狼くんが私の体を

狙っているわ。

アピュト

まったく……美しいって罪ね……

(※主人公が困る)

アイリス

あっ！　そこにいたんだ

主人公。

洗濯もの乾いたよ～。ついでに

ほつれた部分も縫ってあげたから。

(※主人公が返事をする)

アピュト

無視……された？

キャトラ

残念だったわね～。

アイリス

あら、キャトラ。

この人は……？

アピュト

ねえ、

そこの彼はあなたの恋人かなにか？

アイリス

へっ？　違いますよ。

アピュト

そっか～、だったら彼の唇を

奪っちゃっても問題ないわよね？

アイリス

どういう意味ですか？

アピュト

純朴そうな子羊ちゃんに

＜キッス＞の話は刺激が

強すぎるかもね～。

アイリス

はあ……

キャトラ

はーい、質問！

ファーストキスはどんな味？

おしゃまな子猫ちゃんにも

聞かせてよ～。

アピュト

そ、それは……えっと……

うーんと……レモンだったかな……

ミントっていう人も……

キャトラ

はっは～ん。さては、アンタ、

キスしたことないわね～。

アピュト

な、なな、なに言っちゃって
くれてんのかしら。＜百戦恋魔＞の
この私がそんな初歩的なことを
すませてないわけが……

キャトラ

顔が赤いわよ～。

主人公

(♪)

アピュト

キィィイイ……今に見てなさいよ！
あなたのその鈍感ハートを
バキュンと射止めて
やるんだからっ！

主人公

…………

思い出2

アピュト

ぱぁ～、ひほふ～ひほふ～。

主人公＆アピュト

！　　　！

(※ドンッ)

アピュト

あいたたたたた……

パンが落ちちゃった……

アピュト

もう！　気をつけなさいよねっ！

(※主人公が困る)

アピュト

あーあ、パンを拾わなきゃ……

きゃっ！？　んんっ……

転んじゃった……

主人公

(Σ)

アピュト

あっ！　今、見たでしょ！
絶対、見た！　見たったら見たっ！
みたみたみたみたみたっ！

主人公

…………

アピュト

……おかしいわね

……本来ならここで

＜誰がお前のなんかっ！＞って

反論してくるはずなんだけど……

アピュト

こうなったら、お風呂上りの

私の汗がたっぷり染みこんだ布で

媚薬を完成させてから……

主人公

(！)

アピュト

あっ！　今、逃げようとしたわね！
――だったらこうよ！

主人公

(？)

アピュト

キキキ……どう？　こうして

お互いの小指に赤い糸を結ぶと、

ふたりは離れられない運命に……

アピュト

――ってこの糸、

ちょっと長すぎるわね。

絡まりそうだわ。

アピュト

主人公くん。

私から離れて。もっと、もっと……

もう10歩くらいさがって。

(※主人公が困惑しながら下がる)

キャトラ

おっ。

なんか面白いことやってるわね～。

アイリス

縄跳びですね。

私たちも混ぜてください。

アピュト

ち、違うわよ！
これは永遠の愛を
誓い合ったふたりが――

キャトラ

せーのっ！

アピュト

え、ああ、

いーち……にーっ……さーん……

アイリス

きゃっ！
……ひっかかっちゃった……

キャトラ

もう、アイリスったら。

(※主人公が苦笑いする)

思い出3

アピュト

円満なふたりの間に、

ひとりくわわるだけで……

丸かった関係に角が立つ。

アピュト

これがいわゆる

＜三角関係＞というやつよ。

アイリス

そうなんですね。

タメになります。

アピュト

っじゃないわよ！

アイリス

？

アピュト

彼と私が上手くいかないのは、

それはアイリスちゃん。

あなたがいるからよ。

アイリス

ええっ！？

アピュト

恋にライバルはつきものよ。

けれど、結ばれるのはひとりだけ。

残酷なルールね……

アピュト

だから私は、アイリスちゃんと

戦うことにしたの。

彼の隣を賭けて。

アイリス

そんな……

戦うっていったいどうすれば……

アピュト

女子力対決よ！

アイリス

じょし……りょく？

アピュト

女の子はいかに気遣いができるかで

評価が変わってくるの。

今から、それを見せてあげるわ。

(※主人公が近づくアピュトに気づく)

アピュト

まあ、大変！
汗が目に入りそう！
ふいてあげるわ！

主人公

(♪)

アピュト

どう？　これが女子力よ。

キキキ、今ので差がついちゃった

かしらね～。

主人公

…………

アイリス

あら、主人公。

もしかして眠いの？　うーん……

でもここには、まくらないし……

そうだ、ひざまくらしてあげるね。

主人公

(♪)

アピュト

あれはっ！　体を気遣うだけでなく
ボディタッチをすることで
同時に親近感も深めている！

アイリス

ついでに耳かきもしてあげるね。

主人公

(♪)

アピュト

自然な流れで禁断の園へっ！？
しかも彼、痛がるそぶりを
いっさい見せていないわっ！
なんて女子力なの……

アイリス

アピュトさん……？

アピュト

キィィ……あれに対抗するには

布団になるしかないわね。

キャトラ

どんどん女子力から
離れていってるわよ！

思い出4

アピュト

うーん……

これだけは使いたくなかったけど、

やむを得ないわね……

キャトラ

今度はなにをする気よ～。

アピュト

キッキッキィ。夢魔の一族に伝わる
＜告白のルーン＞の力
――見せてあげるわ！

主人公

(！)

アピュト

現れたわね、ニブチン大王！
くらえっ！

アピュト

ムッサエロサイム！
汝よ、叫べ！
愛の呪文を！！

主人公

(！)

(※ピンク色の光に包まれる)

アピュト

キキキ……これでもうあなたは

私の奴隷。さあ、胸に秘めた想いを

告白してごらんなさい。

主人公

(！)

アピュト

……あれ？

アイリス

みんな、聞いて！　私……、
告白しなきゃいけない
ことがあるの……

キャトラ

どうしたの急に？

アピュト

そっち！？

アイリス

＜モロヘイヤ＞をずっと、
まっさらな平野のことだと
思ってた！

キャトラ

そ、そうなんだ……

アピュト

ああ、もう！　もっかい、
ムッサエロサイム！

(※ピンク色の光に包まれる)

キャトラ

――！？

そういうアタシも告白しなきゃ

いけないことがあったわ……

キャトラ

お腹がすきすぎて、星たぬきたちを
食べてやるって
言ったことがあったわ！
ごめんなさいっ！！

アピュト

ムッサエロサイム！！

(※ピンク色の光に包まれる)

アイリス

私は＜コモドドラゴン＞のことを

子供のドラゴンだと――

アピュト

ムッサエロサーーーーイム！！

(※ピンク色の光に包まれる)

キャトラ

なんなのよこれっ！
いったいなにしたのよ～！

アピュト

……私のスリーサイズは上から、

はちじゅう――

キャトラ

アンタが告白してどうすんのよ！

思い出5

アピュト

はあ……恋ってなにかしら……

キャトラ

どうしたのよ、

ため息なんかついて。

もしかして、失恋しちゃったの？

アピュト

それってどんな気持ち？

私、初恋もまだだし……

わかんない。

キャトラ

どうって言われてもねえ～。

アピュト

主人公くん。

いろいろとちょっかいだして

悪かったわね……

主人公

…………

キャトラ

いったいアンタ、

なにしにここへ来たのよ？

アピュト

なにって……

恋を勉強しにきたのよ……

アイリス

それはどうしてですか？

アピュト

私は恋愛を手助けする夢魔として、

ある魔女と契約をしていた……

アピュト

けど、見てのとおり

恋愛初心者の私は、契約者の

恋を成就させるどころか

仲を引き裂いちゃったの……

アピュト

それで契約は破棄……

私は居場所を失った……

アイリス

そうだったんですね……

アピュト

少しでも恋を理解できればと、

あらゆる恋愛技法を

実践してみたんだけど……

けっきょくなにも……

主人公

…………

アイリス

あきらめちゃダメです。

恋は当たって砕けろですよ。

たぶん……

アピュト

もういい……疲れたわ……

アピュト

もう……恋の話をするのも

聞くのもうんざり……

主人公

…………

思い出6

(※主人公が光る)

アピュト

なにこれ……キレイな光……

なんだかドキドキする……

口の中にレモンの味が

広がっていく……

主人公

(♪)

アピュト

主人公くん。

あなたが輝いて見える……

アピュト

――はっ！？
聞いたことがあるわ！
恋をすると目の前が
キラキラして……つまり……

アピュト

これが＜初恋＞！！

キャトラ

違うと思うわよ。

アピュト

そうとわかれば

主人公くんに、

ちゃんと想いを伝えないとね。

アピュト

私の初めての告白……

聞いてくれる？

主人公

(♪)

アピュト

デートもしたことないし、

キッスもまだだし、顔もすぐ

赤くなる背伸びしているだけの

恋愛初心者のこの私に――

アピュト

一生かけて、愛を教えてください！

キャトラ

いきなりプロポーズして

どうすんのよ。

主人公

…………

アピュト

フラれちゃった……のかな……

(※主人公が悲しげな顔をする)

アピュト

ううん、いいの、慰めなんか……

私の初恋は失恋に

終わっちゃった……

アイリス

そんなに落ち込まないでください。

アピュトさんの告白……

感動しました。

アイリス

私もアピュトさんのような

素敵な女性を目指します。

アピュト

キキキ……だったら、

まずはセクシーな服に

着替えないとね～。

アイリス

そ、それは……

アピュト

なんてね……私も

アイリスちゃんみたいな

清純そうな女の子を目指そうかな。

キャトラ

ライバルだったあの子と友情が……

ってやつね～。

アピュト

ふん！
主人公くん。
今に見てなさい！

アピュト

美しさに磨きをかけて、
私をフッたこと――
後悔させてやるんだからっ！！

アイリス

私も頑張ります！

アピュト

キッキッキィ。

どんなハートもバキュンと一発、

狙い通りに撃ち抜いてみせるわ！

ボイス

---

◀ 思い出まとめへ戻る

◀ アピュトへ戻る