エクセリア・思い出

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エクセリアの思い出とボイス

思い出1

エクセリア

ふぅ～、ここは

風が気持ちいいわね、

ラピュセル♪

(ラピュセル「♪」)

アイリス

こんにちは、エクセリアさん。

空のお散歩から

帰ってきたところですか？

エクセリア

はい、ここには見たことない

ものがたくさんあって、

つい遠出してしまいました。

エクセリア

私はずっと＜竜の国＞から

出たことがなかったので、

こうしてラピュセルと空の旅を

するのが夢だったんです。

アイリス

ふふ、よかったですね♪

エクセリア

はい！

(ラピュセル「♪」)

キャトラ

最初はほんと驚いたわよ。

いきなりドラゴンに乗って

現れるんだもん。

エクセリア

……あ、ごめんなさい！

もしかして、迷惑でしたか？

キャトラ

いやいや、ウチの飛行島は、

誰でもウェルカムだから、

好きなだけいてオーケーよん。

エクセリア

よかった……

ありがとう、キャトラちゃん！

ほら、ラピュセルもお礼を言って？

エクセリア

あ、ラピュセル！　待ちなさい！

アイリス

あら……もしかして

嫌われちゃったのかしら……

エクセリア

ご、ごめんなさい！

ラピュセルは大人しくて

いい子なんだけど、ちょっと

人見知りするところがあって……

キャトラ

人見知りするドラゴンって……

ドラゴンにもイロイロいるのねぇ。

エクセリア

本当にごめんなさい……

あの子にはちゃんと言って

聞かせるから……

アイリス

エクセリアさん、

まるでラピュセルさんの

お母さんみたいですね。

エクセリア

違いますよ、アイリスさん。

ラピュセルは私の『妹』です♪

キャトラ

え……イモ、ウト……？

エクセリア

ラピュセルは、私が生まれた頃から

ずっと一緒にいるんです。

だから私にとっては

家族も同然なんです！

キャトラ

あ、そういうことね……

アイリス

えっと……もしかして、

ラピュセルさんは、女の子ですか？

エクセリア

はい！

エクセリア

というか、アイリスさん。

ラピュセルが女の子なのは

見ればわかるじゃないですか。

もう、いやですねぇ～。

キャトラ

わからんわっ！

エクセリア

え……ええええ！？

そんな……嘘でしょう……？

キャトラ

ちょっと待って。

ここってそんなに驚くとこ！？

これじゃまるでアタシらが

非常識みたいじゃない！

アイリス

あ、あはは……

思い出2

エクセリア

よいしょ、うんしょ……

どう、ラピュセル、気持ちいい？

(ラピュセル「♡」)

エクセリアが、
大きなブラシを使って
ラピュセルの体を
ブラッシングしている。

アイリス

ラピュセルさんの

お世話ですか、エクセリアさん？

エクセリア

はい、これもドラグナーの

務めですからね。

……あ、動かないで、ラピュセル。

エクセリア

うんしょ、よいしょ……

もう少しで終わるから、

じっとしててね。

(ラピュセル「♡」)

キャトラ

こうして見ると、

ドラゴンも可愛いもんよねぇ。

アイリス

うん、ちょっと、

なでてみたいかも……

エクセリア

……みなさん、もしかして

竜に興味がありますか？

キャトラ

え？　あ、うん。

なんか珍しいっていうか……

アイリス

そうですね、私も

ラピュセルさんたちのこと、

もっとよく知りたいです。

(※主人公が真剣な眼差しで見つめる)

アイリス

あら、どうしたの、

主人公？

キャトラ

やっぱり男の子って

こういうドラゴンとかに

憧れるものなの？

(主人公「♪」)

アイリス

主人公も

興味あるそうですよ、

エクセリアさん。

エクセリア

ほ、本当ですか！？

そう言ってもらえて嬉しいです！

それじゃあ早速、竜について

くわ～しく教えてあげますね！

キャトラ

あ、うん……

（なんかテンション変わった？）

エクセリア

まずはお腹です！

お腹は竜の体で一番

柔らかいところなんですよ。

エクセリア

まあそれでも、並の武器程度じゃ

傷一つ付きませんけどね。

ちなみに、撫でるとスベスベして

とても気持ちいいんですよ！

エクセリア

それから背中全体を覆う甲殻！

竜は体温がとっても高いので、

いつもほんのり温かいんです。

エクセリア

こうやって甲殻に体を当てると、

いいかんじにポカポカしてて

すごく落ち着くんです……

はぁ～……♪

(ラピュセル「♪」)

キャトラ

ナ、ナルホド……

エクセリア

ふぅ……ほかにも魅力は

たくさんあるんですが……

どうです？　こうしてみると、

竜に親近感がわいてきませんか？

アイリス

はい、なんだか

竜さんが身近な存在に

感じられました。

アイリス

ほんのり温かい、ねぇ……

ためしにさわってみてもいい？

エクセリア

ええ、もちろんです！

好きなだけどうぞ！

キャトラ

……かみついたりしない？

エクセリア

まさか！

ラピュセルは今まで一度だって

そんな粗相をしたことありません。

とても大人しい子ですから。

キャトラ

そうなんだ。

じゃあ、シツレイして……

(※ラピュセルが飛び去る)

アイリス

あ、逃げちゃった……

キャトラ

えええ！

アタシでも逃げちゃうのぉ～？

エクセリア

もう、ラピュセルったら……

せっかくキャトラちゃんが

興味を持ってくれたのに……

キャトラ

あんな調子で、

戦うときとか大丈夫なの？

エクセリア

あの子は、私の指示はちゃんと

聞いてくれるので、戦うときは

勇敢に立ち向かいます。

エクセリア

だから私が、じっとしてなさいって

あの子に命令すれば、

キャトラちゃんにさわらせて

あげることもできたんですけど……

アイリス

それは……なんだか

かわいそうな気もしますね。

エクセリア

はい、できれば

無理強いはしたくないんです。

キャトラ

ま、そんな気にしないでよ。

また今度でいいからサ。

エクセリア

はい……

思い出3

エクセリア

はぁ……

ねえ、ラピュセル。

私、どうしたらいいのかな……

(※ラピュセルが困る)

キャトラ

どしたの～？

もしかして、ホームシックとか？

エクセリア

キャトラちゃん……

うーん……

まあ、似たようなかんじかも……

キャトラ

ありゃ、ほんとにそうなんだ。

アイリス

もう、キャトラ、茶化さないの。

エクセリアさん、よかったらお話、

聞かせてもらえませんか？

エクセリア

……みなさんは、竜が怖いですか？

キャトラ

え、えーっと、ラピュセルは

可愛いと思うけど……

急にどうしたの？

エクセリア

……ごめんなさい、みなさん。

突然、変なこと聞いて。

エクセリア

私、ずっと＜竜の国＞で

暮らしていて、竜と人が一緒に

いることが当たり前だと

思っていました。

エクセリア

でもこの地では、

竜と人はとても遠い存在で、

お互いが歩み寄るのを避けている、

……そう感じるんです。

キャトラ

なるほどねぇ。

いわゆるカルチャー

ショックってやつかしら。

アイリス

確かに私たち、竜のこと、

あまり知らなかったわ……

エクセリア

だから私、みなさんに竜のことを

もっとよく知ってもらおうと

思ったんです。けど……

アイリス

……みんな、

竜を怖がっているんですね……

エクセリア

はい……この地では、竜といえば

粗暴なレッサードラゴンを

思い浮かべる方が多くて……

(ラピュセル「？」)

アイリス

……あ、だったら、

みなさんにラピュセルさんを

紹介するっていうのはどうですか？

エクセリア

ラピュセルを紹介……ですか？

アイリス

はい、ラピュセルさんみたいな

大人しい竜がいることを

実際に見せて教えてあげるんです。

キャトラ

なるほどね、ラピュセルと

ふれあって竜のことを

直接知ってもらうってわけね。

いいじゃん、いいじゃん。

エクセリア

……そうですね、ラピュセルなら

人を傷つけることは絶対に

ないですし、いい案だと思います。

キャトラ

それじゃあ……！

エクセリア

ただ、その……

肝心のラピュセルが……

キャトラ

あ……そういえば、

ラピュセルって結構

人見知りするんだったわね……

エクセリア

はい……せっかく

提案してもらったのに、

ごめんなさい……

キャトラ

いいて、いいって。

まあ、とはいえ、

どうしたもんかしらねぇ……

…………

ラピュセル

…………

(※主人公とラピュセルが

言葉を発さずに会話している)

アイリス

主人公……？

キャトラ

主人公、

一体なにしてるのかしら……

思い出4

ゲオルグ

……なるほど。

＜竜の国＞の文化をこの地に

伝搬しようというわけですな。

エクセリア

ええ、私たちの国のように

竜との共存ができることを

みなさんに教えてあげたいの。

ゲオルグ

ご立派な志です、姫様！

このゲオルグも微力ながら

ご助力いたします！

キャトラ

といっても、実際

ノープランなんだけどね。

エクセリア

ゲオルグ、

なにか妙案はないかしら？

ゲオルグ

む、そうですな……

むむむ……困りましたな。

なにから始めたらよいものか。

カグツチ

ふん、未開の野蛮人どもに、

我らの思想を理解するなど

無理に決まっている。

キャトラ

誰か野蛮人よ！

アイリス

最初はラピュセルさんを

紹介して竜のことを

教えようと思ったんですが……

ゲオルグ

確かに、気性の穏やかな

ラピュセルなら、人々に

受け入れられやすいだろう。

ゲオルグ

よい案だと思うのですが、

それではだめなのですか、姫様？

エクセリア

あなたも知ってるでしょう。

ラピュセルは人見知りなんですよ。

エクセリア

いくらなんでも

ラピュセルには荷が重すぎます。

ゲオルグ

……それはいささか

過保護ではありませんか？

エクセリア

そんな、過保護だなんて……

私はラピュセルのためを思って……

ゲオルグ

どうですか、これを機に

ラピュセルを自立させて

みるというのは。

エクセリア

自立させる……？

私にラピュセルを

突き放せというの？

エクセリア

毎日一緒のベッドで寝て、

お風呂だって一緒に入るくらい

仲がいい私たち姉妹に、

離れ離れになれっていうの！？

ゲオルグ

い、いえ、そういう話では

なくですな……

(※ラピュセルが困惑する)

エクセリア

っ！　大丈夫よ、ラピュセル！

私はどこにもいかないからね。

お姉ちゃんはずっとあなたのそばに

いるからっ！

(ラピュセル「♡」)

キャトラ

……アタシ、ラピュセルが

なんで人見知りになったのか、

わかっちゃった気がするわ。

アイリス

う、うん、そうだね……

…………

(※また主人公とラピュセルが

目だけで会話する)

エクセリア

ラピュセル……？

どうかした？

(※主人公とラピュセルが

エクセリアを見る)

エクセリア

…………

思い出5

ラピュセル

ファ～……

早朝、目を覚ましたラピュセルは、
大きなあくびをしながら、
自分のかたわらに目をやる。

(ラピュセル「？」)

しかし、いつも一緒に寝ている
はずのエクセリアの姿はなく……

ラピュセル

――っ！

ラピュセル

――――っ！！

ラピュセルは慌てた様子で
周囲を見回すのだった。

エクセリア

ああ……ラピュセル……

うう、どうしてこんなことに……

キャトラ

まあ、これで人見知りがなおれば、

ラピュセルのためにもなるじゃない。

エクセリア

でも、いきなり

これはあんまりです！

お姉ちゃんは心配で心配で……

キャトラ

そんなオオゲサな……

アイリス

なんだか、転んだ子供が

一人でちゃんと立てるか見守る

お母さんの気分ね。

キャトラ

！　ラピュセルに動きがあったわ！

ラピュセル

…………

首を回してあちこちを見渡し、
エクセリアを探すラピュセル。

ラピュセル

…………

エクセリアが消えた。
それがわかったラピュセルは、
うずくまるように首を落とし……

ラピュセル

クゥ～……

キャトラ

あら、動かなくなったわね。

アイリス

なんだか

落ち込んでいるみたいね……

キャトラ

ちょっと荒療治だったかしら……

エクセリアはどう思……あれ？

エクセリアはどこ？

アイリス

……あそこ。

エクセリア

ラピュセルゥ～～！！

(ラピュセル「！」)

エクセリア

ごめんなさい！

つらい思いをさせちゃって……

もう大丈夫だからね！

私はここにいるから！！

(ラピュセル「♡」)

エクセリア

う～ん、よしよし♪

なんて愛らしい子なの！

ふふふ！

(ラピュセル「♡」)

キャトラ

……だめだこりゃ。

…………

(※主人公がキッと見据える)

アイリス

主人公？

キャトラ

ん？　主人公？

一体なにをする気……？

アイリス

……あ、キャトラ。

もしかして＜アレ＞じゃない？

キャトラ

アレ……？

はっ！　そうか、アレね！

その手があったわ！

…………

思い出6

(※主人公が光る)

エクセリア

え！　この光は……

あなたは、一体……？

(主人公「♪」)

主人公は、
少しずつラピュセルに
近づいていき……

ラピュセルの首元を
そっと撫でた……

ラピュセル

……！

…………

キャトラ

おっ、いつもみたいに

逃げないわ！

アイリス

これならいけるかも……？

ラピュセル

…………

(※ラピュセルが逃げる)

アイリス

あら、いっちゃった……

あ、でも、遠くから

こっちを見てるわ。

ラピュセル

…………

キャトラ

うーん、もうヒトオシ

なのかしら……ん？

エクセリア

…………

キャトラ

ど、どしたの、エクセリア？

ポカーンってかんじの顔

しちゃって……

エクセリア

す……す……

アイリス

す？

エクセリア

すごいですっ！

ラピュセルをあんなに簡単に

手懐けちゃうなんて！

アイリス

え！？

(主人公「！」)

キャトラ

え、なんで！？

ちょっと撫でただけなのに？

エクセリア

ちょっとだなんてとんでもない！

＜竜の首元＞を撫でたんですよ？

(主人公「？」)

キャトラ

ど、どゆことー？

エクセリア

竜の首元……性格には

アゴの下なんですけど、

そこには＜逆鱗＞と呼ばれる

逆さに生えている鱗があるんです。

エクセリア

逆鱗の生えているところは、

竜にとって、とてもデリケートな

場所でして、信頼した相手にしか

決してさわらせないんですよ。

アイリス

ということは、ラピュセルさんは

主人公に心を開いた

ということなんですね。

エクセリア

ええ、それは間違いありません。

もしそうでなかったら、

今頃、頭をかみちぎられている

はずですから！

(主人公「！」)

キャトラ

ゾォ～～……

……命拾いしたわね、

主人公。

キャトラ

……まあでも、これをきっかけに

ラピュセルの人見知りも

少しずつなおるんじゃない？

エクセリア

そうですね……いつかこの子も、

自然に人とふれあえるように

なれると思います。

(主人公「♪」)

エクセリア

ふふ、それにしても

本当に驚きましたよ。

エクセリア

もしかしたら、あなたには

ドラグナーの資質が

あるのかもしれませんね。

(主人公「！」)

エクセリア

それで……あなたさえよければ

これからも竜のよさを広める活動に

ご協力いただけませんか？

(※主人公が了承する)

エクセリア

っ！　ありがとうございます！

では＜竜の国＞の親善大使として、

あなたを現地秘書官に任命します！

キャトラ

あらら、なんだか

すごい役職もらっちゃったわね。

ラピュセル

…………

エクセリア

……あら？

どうしたの、ラピュセル？

(主人公「？」)

ラピュセルは、
主人公の服の袖を
啄ばむように引っ張った。

キャトラ

あらあら～？

もしかして、構ってくれなくて

ヤキモチ焼いてるかしら。

エクセリア

えええ！　あのラピュセルが……

ヤキモチを……？

ああ……なんて……なんて……

エクセリア

なんていじらしい子なの～！

ラピュセルかわいいよ

ラピュセルゥ～！　よしよし～♪

(ラピュセル「♡」)

アイリス

ふふ、なんだか微笑ましいね。

キャトラ

……こりゃ人見知りが

なおるのも当分先ね。

エクセリア

ふふ、みなさん、これから

私とラピュセルともども、

よろしくおねがいしますね♪

(ラピュセル「♪」)

思い出7

(※ラピュセルが泥んこで遊んでいる)

エクセリア

ラピュセル！

あなた、また……！

キャトラ

うわぁ……泥まみれじゃない。

どろんこラピュセルね。

エクセリア

この子、昔から

泥遊びが大好きなんですよ。

目を離すと、すぐにこんな……

アイリス

ちょっと可愛らしいですね。

子供みたいで。

キャトラ

でも、泥まみれのまま

うろちょろされるのも

困るわねぇ。

エクセリア

ご、ごめんなさい。

すぐにキレイにしますから！

ラピュセル、こっちに来て。

思い出8

(※主人公が光る)

エクセリア

ふぅ……

やっとキレイになったわ。

エクセリア

心なしか、白鱗が

いつもより輝いて見えます♪

エクセリア

ほら、ラピュセルも

ちゃんとお礼を言いましょう？

(※ラピュセルが喜ぶ)

エクセリア

ふふ、ラピュセルも

心を開いてくれたみたいで、

私、うれしいです♪

エクセリア

今後とも、私とラピュセルを、

よろしくお願いしますね！

ボイス

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【キャラ説明】

ドラグナーにして<竜の国>王家の王女。

相棒は白竜ラピュセル(CV:竹内恵美子)

【プロフィール】

本名：エクセリア・クルス (cv.丹下桜)

　　　ラピュセル (cv.竹内恵美子)

二つ名：[竜の国の王女]→[純真なる慈愛のドラグナー]

種族：人間　(職業：王女)

所属： 竜の国王女

年齢：17歳

出身地：竜の国

人間関係： 尊敬→ゲオルグ

友達→ラピュセル、アイリス、キャトラ、主人公

同時期登場キャラ

Divine Dragon Saga～絆の竜騎士たち～ 2015/7/17

その他のイベント

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