ソフィ・思い出

ソフィの思い出とボイス

思い出1

ソフィ

皆様こんにちは！

氷の国から来たソフィです。

よろしくお願いします！

アイリス

私はアイリス、こっちはキャトラと

○○○です。

よろしくお願いします。

ソフィ

アイリス様、キャトラ様、○○○様ですね。

覚えました！

キャトラ

すごくあったかそうな格好ね。

アイリス

氷の国、って行ったことないけど

やっぱり寒いんですか？

ソフィ

そうですね、雪や氷がずっと

溶けない気候なので……

でも、とってもいいところですよ。

ソフィ

あったかいところに出ると幸せな

気持ちになりますし、氷の城は

とてもきれいですよ！

キャトラ

氷の城ってどうなってるんだろう？

気になる～。

アイリス

一度は見てみたいですね。

ソフィ

興味を持ってもらえると

嬉しいです！　王女として、自慢の

国ですから！

キャトラ

あ、ソフィって王女だったのね。

ソフィ

あ、はい！　すみません。

言いそびれちゃって……

驚かせちゃいました？

キャトラ

いや、この島には色んな人が

いるから、王女様くらいじゃ

驚かないわよ。

アイリス

なのでソフィさんもきっと

住みやすいと思いますよ。

ソフィ

それは楽しみです！

親善大使として、頑張らないと！

キャトラ

しんぜん……たいし？

ソフィ

はい！　私の国を、もっといろんな

方に知ってもらいたいのです！

ソフィ

皆様も、ぜひ一度遊びに

来てくださいね！

歓迎いたします！

思い出2

ソフィ

むむむ……

アイリス

あら？　なぜか急に涼しく

なったような……

キャトラ

風も吹いていないのに不思議ねー。

ソフィ

はあ……やっぱりダメですね……

キャトラ

あ、ソフィ。どうしたの？

ソフィ

力を使う練習をしているのです。

でもうまくいかなくて……

アイリス

『力』って、魔法のような？

ソフィ

はい。氷の国の王家には代々

氷を作り出す能力が備わって

いるのですが……

ソフィ

私はその力が弱いのか、

氷の国以外では力をうまく

使えないんです。

キャトラ

あ、だからちょっと涼しいのね。

ソフィ

本来ならもっと空気を

冷やさなければいけないのに…

キャトラ

でもこれはこれで便利よね。

暑い日にいてくれると助かるし。

ソフィ

喜んでもらえるのは嬉しいけど。

次期女王としては力をうまく

使えるようにならないと……

キャトラ

ソフィ、女王になるの？

ソフィ

いずれ、ですけどね。

氷の国は女王が治めるしきたりと

なっているんです。

ソフィ

今はお母様が女王ですけど、娘は

私一人なのでいずれは……という

ことです。

キャトラ

じゃあそのために外の世界に

出てきた、ってわけね。

ソフィ

そうなのです。

だから頑張らないと！

思い出3

キャトラ

今日は天気悪いわね～。

アイリス

キャトラが顔を洗ってるから、

今日は雨が降るかもね。

ソフィ

雨……？

キャトラ

あっ、やっぱり降ってきた！

アイリス

今日はお出かけできないね……

ソフィ

すごいすごい！　空から水が

降ってきてる！

これが『雨』なんですね！

キャトラ

どうしたのソフィ、雨は初めて？

ソフィ

初めてですよ！　私の国では

雪しか降らないから、雨って

聞いたことしかありませんでした！

ソフィ

でも雨が降ると濡れちゃうの、

大変ですよね。

建物も溶けちゃうかも……

キャトラ

雨はそのうち止むし、止んだら

乾くから問題ないわよ？

アイリス

それに、建物は氷でできてる

わけじゃないから大丈夫ですよ？

ソフィ

あっ、そうですよね。

木とか石でできた建物も

初めて見たので……

キャトラ

知らないものだらけで楽しそうね。

ソフィ

楽しいです！

でも、それだけじゃなくて私は

色々と知識を吸収していかないと。

アイリス

わからないことがあったら、

何でも訊いてくださいね。

キャトラ

その代わり、氷の国のことを

アタシたちに教えて！

ソフィ

任せてください！

氷の国の親善大使として、

精一杯頑張ります！

キャトラ

その『親善大使』って、

どんなことをする人なの？

ソフィ

国のアピールをする役割の人です。

その国の顔となるので、王女の

私がやることになったんです。

ソフィ

元々世界を旅する予定だったので、

ちょうどよかったんですよね。

アイリス

でも、どうしてそんなにアピールが

必要なんですか？

ソフィ

氷の国はあまり外から人が

来ないので、外の文化を取り入れる

ことができないんです。

ソフィ

だから、文明を発達させるためにも

たくさんの人が訪れるような

国にしたいんです！

キャトラ

さすが王女様、色々と

考えてるのね～

思い出4

ソフィ

みなさーん、お菓子を持って

きましたよー。

キャトラ

お菓子！？

ちょうだいちょうだい！

アイリス

キャトラ、お行儀が悪いわよ。

ちょっと落ち着いて。

ソフィ

はい。氷の国銘菓

＜たぬきのたまご＞です！

キャトラ

なんかヘンな名前ね……

ーーすごい！　これおいしい！

アイリス

ふわふわしてておいしい！

ソフィ

ふふっ、よかった。喜んで

もらえて。

キャトラ

こんなにおいしいなら氷の国の

アピールはバッチリね！

ソフィ

自信を持って紹介できる

お菓子ですからね。

アイリス

でも、この名前はどういう意味が

あるんだろう……

たぬきって卵産まないですよね？

ソフィ

えっ？

……う、産みますよ！

氷の国のたぬきは産みます！

キャトラ

ホント～？

ソフィ

もちろんです！

私は王女、氷の国のことならば

知らないことは何もありません！

アイリス

ソフィさんがそう言うなら

そうなんじゃないかな、って

気がしてきました……

キャトラ

これも女王の資質、って

ヤツなのかしら……

ソフィ

……と言ってはみましたけど、

自信ないので後で調べておきます。

キャトラ

知ったかぶりだった。

思い出5

ソフィ

ふぅ……

なかなかうまくいかないですね……

アイリス

ソフィさん、どうしたんですか？

ソフィ

アイリス様……

私、頑張っているつもりなんですが

皆様にあまり氷の国に興味を

持ってもらえなくて……

アイリス

どうしてですかね……

私はすごく行ってみたいけど……

キャトラ

アタシは遠慮したいかも。

ソフィ

えっ、どうして……？

キャトラ

雪とか氷とかはすごく

興味あるんだけど……

寒いんでしょ？

ソフィ

は、はい……寒い……ですね……

でも！　ご飯もおいしいですよ！

ソフィ

それに、年中見られるオーロラと

氷の城が織りなす景色とか、

いいものはたくさんありますよ！

キャトラ

アタシ寒いの苦手なんだもん。

動けなくなっちゃいそう。

ソフィ

そう、ですか……

コートとかたくさん着れば、

大丈夫じゃないですか？

キャトラ

えー……そんなに着込んだら

身体が重いし……

アイリス

一番の理由は『寒さ』かも

しれないですね……

ソフィ

キャトラ様なら私がずっと

抱いていれば大丈夫ですけど……

キャトラ

人間相手だとそうもいかないわね。

ソフィ

氷の国は良いところなんです……

一度来てもらえれば、きっと

わかってもらえると思うんです……

ソフィ

その最初の一歩を踏み出させるのが

私の役目なのに……

思い出6

ソフィ

ーーこの光は……とても暖かい……

……？　『暖かい』？

ソフィ

そうだ、寒いなら暖かくすれば

いいんですね！

簡単なことでした！

ソフィ

気づかせてくれて、

ありがとうございます！

キャトラ

暖かくする、ってどうするの？

ソフィ

氷の家を建てて、その良さ

実感してもらうんです！

ソフィ

氷でできていても、家の中は

とっても暖かいんですよ！

夏は涼しく、冬は暖かい。

理想的な家なんです！

キャトラ

いや、それはいいんだけど

どうやって家を？

アイリス

氷もこの島にはありませんし……

ソフィ

……まず、この島を氷の国と同じ

気候にします。

キャトラ

寒いのやだ～！

ソフィ

そして、その状態で氷の家を建て、

氷の家がいかに優秀かを

知ってもらうんです！

アイリス

それはできたらすごいけど……

ソフィさんの力では

難しいのでは？

ソフィ

はい！　でも、今すぐは

できなくても、いずれは成し遂げて

みせます！

キャトラ

すごく長期的な計画ね……

アイリス

でも、もしできたら飛行島が

新たな観光名所になりますね。

ソフィ

氷の家を体験してもらえば、

きっと皆様氷の国にも興味を

持ってもらえるはずです！

ソフィ

夏は氷の家でかき氷を、冬は

氷の家で鍋を！

季節ごとに別の楽しみ方が

できます！

キャトラ

実現できるのかしら……

アイリス

ソフィさんならきっと大丈夫よ。

あんなに前向きなんだもの。

ソフィ

氷の家ができたら、たくさん人を

呼ばなきゃ！

その時はお力をお借りしますね！

○○○様！

思い出7

ソフィ

みなさん！

ついに氷の家ができました！

キャトラ

え！？でも、飛行島の気候は、

なにも変わってなくない？

ソフィ

はい。まずは一度、簡単な家だけを

建ててみることにしたんです。

ソフィ

氷の調達には苦労しましたけど、

なんとかできました！

アイリス

……なるほど。

そういうことだったんですね。

ソフィ

それで一番最初に、

皆さんの感想を聞きたくて、

探していたんです。

ソフィ

率直なご意見をお願いします！

思い出8

ソフィ

あれ？　どうしたんですか？

ソフィ

あっ！ 氷の家が溶け始めています！

ソフィ

……やっぱり、飛行島の気候から

変えないとダメということ

なんですね。

ソフィ

氷の家は失敗してしまいましたが、

道は見えました！

ソフィ

これからも氷の国を知って

もらうため、みなさん、

お力をお貸してくださいね！

ボイス

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