ユンロン・思い出

思い出まとめへ戻る

ユンロンへ戻る

ユンロンの思い出とボイス

思い出1

ユンロン

む……！？

穏やかな眼差しをした老人が、
こちらを見るなり、
カッとその眼を見開いた。

ユンロン

おお……おぬし――おぬしは……！

ユンロン

……誰じゃったかのう？

キャトラ

いや、

ばりっばり初対面なんだけど……

ユンロン

ほう。どぉーりで、

見ぬ顔だと思ったわい。

さすがじゃろ？　わし。

キャトラ

そういうアンタは誰なのよ……

ユンロン

……誰じゃったかのう？

キャトラ

って、ちょっとぉー！？

ユンロン

ほほ、冗談じゃよ。

わしはユンロン。

よろしくのう☆

思い出2

ユンロン

すぅぅ、はぁぁ……

すぅぅ、はぁぁ……

ユンロンが、
奇妙な呼吸を繰り返している。

キャトラ

なにやってんの、ユンロン？

ユンロン

おお、大したことじゃないわい。

食事じゃよ、食事。

キャトラ

食事って……

息吸って、吐いてただけじゃん。

ユンロン

わしくらいの達人ともなるとな、

霞を食べて生きていけるように

なるんじゃよ。

キャトラ

ええ～っ、うっそぉー！

ユンロン

うん、嘘。そんなことないない。

普通にゴハンとかも食べるぞ。

キャトラ

…………。

アンタね……

ユンロン

ほっほ。こんなたあいもない嘘に

騙されちゃいかんぞぉ～？

んん～？

思い出3

ユンロン

ふぅむ……わしの故郷は

ここから見えるかのぉ～？

アイリス

ユンロンさんの故郷って、

どんなところなんですか？

ユンロン

どでかい大木がな、

まるっと島になっておるんじゃ。

ユンロン

木の根が浮き袋のようになってな、

それで海上に浮くというわけじゃ。

キャトラ

そんなのあるかなぁ？

また嘘じゃないのぉ～？

ユンロン

いやいや、これは本当じゃ。

世の中、自分の知っとることばかり

ではないぞ。

アイリス

ユンロンさんは、

物知りなんですね。

ユンロン

長生きしとるからの。おぬしらも、

いろぉーんなことを見聞きすれば、

わしのようになれるとも。

キャトラ

ホラ吹きのおじーちゃんにぃ？

ユンロン

ほっほ。

そうなりたくなかったら、

精進あるのみじゃぞ？

思い出4

ユンロン

おうおう、元気そうじゃのう。

精霊が言っておったぞ。

おぬしはいい子じゃと。

アイリス

精霊……？

ユンロンさん、

精霊とお話できるんですか？

ユンロン

うむ。わしは精霊をこの身に降ろす

ことができるのじゃ。

……ホントじゃぞ？

キャトラ

どうかなぁ……

まあ、信じてあげてもいいけど～。

ユンロン

昔は、わしも導師ともてはやされ、

精霊の力を借りて、

多くの人間を導いたもんじゃが……

アイリス

じゃが……？

ユンロン

メンドくさくなって、やめた。

キャトラ

そんな理由でぇ！？

ユンロン

だって、みんな、

わしと精霊に頼るんじゃもん。

ユンロン

他人に頼りすぎては人は成長せん。

わしは、みなの未来のために

導師を引退したのじゃ。

ユンロン

メンドくさくなったのも、

嘘じゃあないがの☆

思い出5

ユンロン

むむむ……むぅ～ん……

むぅううぅう～ん……

ユンロンが、難しい表情をして、
うなっている。

アイリス

どうしたんですか、ユンロンさん？

ユンロン

実はのう……

精霊たちが教えてくれたんじゃが、

故郷の島が沈みそうなんじゃ。

キャトラ

えっ！？　あの海に浮いてる

大木の島っていうのが！？

ユンロン

うむ。それで精霊たちが、

力を分け与えて島を支えてくれると

言うんじゃが……

ユンロン

それでは、精霊たちの力が枯渇し、

最悪の場合、消滅する可能性も

あるのじゃ……

ユンロン

どうしたものかのう……

思い出6

(※主人公が光る)

ユンロン

おお……、この輝きは……！

ユンロン

これほどの光を――

使わせてくれるというのか？

(※主人公が微笑む)

アイリス

ユンロンさんの故郷……

大変なんでしょう？

キャトラ

精霊さんが代わりに消えるのも、

かわいそうだしねぇ。

ユンロン

…………

ユンロンが、じっと見つめてくる。
心のすべてを見通すような、
澄んだ瞳で――

(※主人公「？」)

――そして、ふいに、
ニカッ、と笑った。

ユンロン

やはり、おぬしらは

いい子じゃのう。

ユンロン

かたじけない。

この光――

ありがたく使わせてもらうぞい！

思い出7

ユンロン

ふうむ、ついにこのときが

きたようじゃな……

キャトラ

どうしたの？

なにがきたのユンロン？

ユンロン

わしの精霊降ろしが、

ついに第二段階に移行するのじゃ。

アイリス

ええっ！？　ユンロンさん、
そこからさらに
成長するんですか！？

ユンロン

森羅万象の精霊が、

この身に宿るぞい……！

思い出8

(※主人公が光る)

ユンロン

おお、これじゃ……！

この光があれば、

大木の島もきっと……！

ユンロン

おぬしらのおかげで、

新たな力がみなぎってきおった。

ユンロン

このユンロン、まだまだ現役じゃ！

ユンロン

第二の青春を歩んでゆくぞい☆

ボイス

【キャラ説明】

ひょうひょうとした老人。

博識を誇り、不思議な力を使いこなす。

【詳細設定】

本名：ユンロン・ワン (cv.高岡瓶々)

二つ名：[千年老師]→[天壌無窮の精霊導師]

種族：？

年齢：3073歳

出身地：大樹の島・アガスティア

人間関係：仲が良い→ミラ

同時期登場キャラ

初期フォースター 2014/7/14

ハオ	ガーネット	コーン・ポップ	ミカン
RZ-XV	キャシー	チッチョ	アンナ
ハヤト	エリーナ	ユンロン	ミラ

◀ 思い出まとめへ戻る

◀ ユンロンへ戻る