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ルーグ・思い出

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ルーグの思い出とボイス

思い出1

ルーグ

ルーグだ。


端的にそうとだけ言い、

ルーグが右手を差し出す。


握手かと思ったが、そうではない。


ルーグの右手に刻まれた

禍々しい紋様が、

不気味に脈打っている……


ルーグ

……


黙って差し出す左手にも、

同じ紋様。


ルーグ

……俺の両手は呪われている。


キャトラ

呪われてるって……?


ルーグ

……すまない。


アイリス

どうして謝るんです?


ルーグ

俺の両腕は破壊を欲している。

そのはけ口を得るため、

君たちの冒険に便乗させてもらう。


アイリス

そんなに正直に言わなくても……


ルーグ

すまない。


わずかに顔を歪ませ、

ルーグは立ち去った……


アイリス

ルーグさん……

思い出2

ルーグが虚空に向かって

何度も拳を繰り出している。

鍛練しているのだろう。


ルーグ

……君たちか。


アイリス

……ルーグさん、

その両手はいったいどうして……?


ルーグ

答える必要はない。


キャトラ

ストップ!

その言い方はアイリスが傷つくから!


キャトラ

傷つけてでも話さないのは、

あたしたちを巻き込まないための

優しさだってことも知ってるから!


アイリス

いろいろわかってるから、

その上で話して欲しいのよ。


キャトラ

あなたは本当は

冷たい人じゃなさそうだし。


ルーグ

……よく喋る子猫ちゃんだな。


キャトラ

キャトラよ!


アイリス

(……子猫ちゃん??)


ルーグ

ならば正直に話そう。俺は、


ルーグ

神を殺した。

思い出3

ルーグ

……君たちか。

ルーグは鍛練を終えさせ、

歩み寄って来た。


キャトラ

このあいだの話だけど……


ルーグ

ああ……


時に促されながら、

ルーグは過去を語り始めた。


ルーグは小さな島に生まれた。

島民は名もない神を崇め、

慎ましくも幸せに暮らしていた。


しかし、ある日突然、

名もない神が『荒ぶる神』に

堕ちてしまった。


キャトラ

神が……?

いったいどうして……?


アイリス

まさか、闇が……?


ルーグ

わからない。原因を知る前に、

俺は神を滅した。


ルーグ

そのとき、神の命と引き換えに、

俺の両腕に

禁呪が刻みこまれた。


アイリス

そんなことが……


キャトラ

……それで、

呪いを解く方法を探して

旅をしているの?


ルーグ

……はじめはそうだった。


アイリス

はじめは……?


ルーグ

言っただろう。

俺の両手は破壊を欲している。

そしてそれが徐々に、


ルーグ

快感になってきている。

思い出4

ルーグ

主人公、

君たちか……


ルーグ

……すまない、このあいだは

正直に言いすぎた。

そう怯えないで欲しい。


ルーグが

(おもにキャトラに向かって)

おいでおいでと手をこまねく。


キャトラ

急に暴れたりしないわよね?


ルーグ

しない。それに、

まだ禁呪に完全に屈してもいない。


ルーグ

解呪の道も探っている。

退魔士だという少女にも

診てもらった。


ルーグ

……結果は見ての通りだが。


アイリス

きっと解く方法がありますよ。


ルーグ

間に合えばいいが。


ルーグ

身と心は鍛え続けているが、

禁呪は確実に俺を蝕んでいる。


ルーグ

最善は尽くすが、

大丈夫だとは言えない。

思い出5

ルーグ

主人公か。

悪いところに来たな。


ルーグが殴りかかってきた。

寸でのところで受け止める。


キャトラ

キャー!


ルーグ

すまない。

禁呪が暴れ出してしまった。

これでも抑えているのだが。


淡々と話しているが、

ルーグの瞳は

狂気に染まりかけている……!


ルーグ

次の一撃は、

君が反応出来ない速度で

繰り出すつもりだ。


ルーグ

ガードをすり抜け、

俺の拳は

君の顔面を貫くだろう。


ルーグ

逃げてくれ。

俺の理性もここまでだ。


キャトラ

そんなこと言わないで頑張ってよ!


ルーグ

頑張っている。

だが正直、もう限界だ。


アイリス

ルーグさん、

諦めないでください!


ルーグ

違う。過不足なく

己を分析した結果だ。


アイリス

ルーグさん……!

思い出6


ルーグ

すまない。


ルーグが拳を振り上げた。

刹那、光がその拳を包む。


ルーグ

これは……?


ルーンの光が、ルーグの

両腕の禁呪と

激しくせめぎ合う。

……やがて光は消えた。


キャトラ

ルーグ……?


ルーグ

君に助けられた。


アイリス

よかった!


ルーグ

楽観は出来ない。

禁呪はまだ、

完全に俺のものになってはいない。


ルーグ

また暴れだす可能性もある。


キャトラ

ちょっと、脅かさないでよ!


ルーグ

すまない、そのつもりはない。

どうも俺は、

馬鹿正直に全てを喋るらしい。


アイリス

そうみたいですね。


ルーグ

心配をかけた。

俺はこれからさらなる修行を積む。


ルーグ

禁呪の力を俺のものにしてみせる。


決意の眼差し。

彼は必ず、

その言葉を実現させるだろう。


ボイス

状態ボイス
キャラ詳細画面俺の拳でおまえを助けよう
Lvアップ着実な一歩だ
スキルおまえを貫く
交代時(入)いい判断だ…
交代時(出)弱点をつく…!
クエスト開始時最後まで気を抜くな
クエスト中放置つねに冷静を心がけろ
クエストクリア時今回は、俺の勝ちだ
戦闘不能時俺は……死んだ……
タウン1ふぅ…
タウン2おはよう
タウン3禁呪が暴れている
タウン4特に話題はない
タウン5今近づくな…
攻撃1はっ!
攻撃2せやっ!
被ダメ1くっ!
被ダメ2効いたぞっ…
被ダメ3うっ!
協力待機 手を振るorお辞儀おはよう
協力待機 バンザイいいな
協力中 土下座&頭を抱えるそうか……
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コメント (ルーグ・思い出)
  • 総コメント数3
  • 最終投稿日時 2016/10/29 22:54
新着スレッド(白猫プロジェクトwiki【白猫攻略wiki】)
ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/07/25
    • Android
    • リリース日:2014/07/13
カテゴリ
ゲーム概要 ド迫力のバトルシステムで白猫の新たな冒険を体験しよう!

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