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茶熊版ガレア・思い出

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茶熊版ガレアの思い出とボイス

思い出1

――さわやかな朝の空気を
切り裂いて、腹の底まで響くような
重低音が聞こえてきた。


キャトラ

なにこれ?! なんの音?!


アイリス

……どんどん近づいてくるわ……


アイリス

あれは……ガレアさん……?


キャトラ

あ、ほんとだ。ガレアー!


ガレア

フン……お前たちか……


アイリス

おはようございます、ガレアさん。


ガレア

……ああ。おはよう。


キャトラ

ね、ねえねえ。もしかして、

それが<バイク>ってヤツ?


ガレア

そうだ。

これが俺の愛車――相棒だ。


キャトラ

おっきいわね……

それにすっごいピカピカ。


アイリス

綺麗に磨かれてて、

大切にしてるのがよくわかります。


キャトラ

あと、このドドドドって

お腹に響く振動が……

なんかいいわね!


ガレア

猫でありながらバイクの良さが

わかるか……

キャトラは見どころがあるようだ。


キャトラ

ふふん♪

ま、アタシはただの

カワイイ猫ちゃんじゃないのよ。


キャトラ

バイクの魅力だって、

理解できちゃうんだから。


ガレア

ほう。この振動……

バイクの鼓動を感じて、

共に風になる幸福をも理解するか。


アイリス

……幸福……しあわせですか?


ガレア

スピードという世界をマシンと

一体になり全身で感じる。


ガレア

それがバイクの魅力……

これを知ることを幸福と呼ばず、

なんと呼ぶのだ。


アイリス

……ほんとうにバイクが

お好きなんですね。


ガレア

まあな。

まだまだ話し足りないが……

こうしていると学園に遅刻する。


ガレア

そろそろ俺は行くとしよう。


キャトラ

え……あっ! ホントに
ホームルームまで時間ないわ!?
ガレア! アタシたちも乗せて!


ガレア

それはできん。

三人と一匹乗りは違反行為だ。


ガレア

お前たちが遅れず

到着することを祈っているぞ。


キャトラ

あぁ……いっちゃった……


アイリス

しょうがないわよキャトラ。

それより、急ぎましょ。

走ればまだ間に合うわ。


キャトラ

そうね! ●●、
アイリス、いくわよーー!!


思い出2

ガレア

……おはよう。


アイリス

あ、ガレアさん!

おはようございます。


キャトラ

あれ? アンタ、今日は

バイクに乗ってないのね。


ガレア

……バイクは……壊れた。


アイリス

……え?


キャトラ

壊れたって、

なにがあったのよ?


ガレア

昨日の帰りだ。

俺はバイクで風になっていた。


ガレア

だがその時、一匹の犬が

魔物に襲われているのを

見つけたのだ。


ガレア

俺は思わずバイクの速度をあげ、

魔物の前に飛び出した。


キャトラ

そ、それで大丈夫だったの?


ガレア

犬も俺も怪我はない。

だが、代わりにバイクの方は

まともに攻撃を受けて壊れたのだ。


ガレア

おかげで今日は、

こうして徒歩での登校というわけだ。


アイリス

……そうだったんですね。


キャトラ

でも、ガレアに怪我が

なかったのは良かったじゃない。


キャトラ

そりゃバイクが壊れたのは

悲しいだろうけど……


ガレア

……そうだな。

不幸中の幸い……なのだろうな。


ガレア

そんな顔をするな。

お前たちが、俺の無事を喜んで

くれているのはわかっている。


ガレア

それにバイクは壊れたが、

直せないわけではないからな。


アイリス

ほっ……それはなによりですね。


ガレア

ただ、簡単ではない。

じっくりと腰を据える必要がある。


キャトラ

アタシたちも応援しているわ。

早く直るといいわね。


ガレア

その気遣いに、感謝しよう。

ブロウ……


思い出3

ガレアは壊れたバイクの前に座り、
黙々と修理を続けていた――


オウガ

お、やってんな。


キャトラ

オウガ!?

アンタなにしにきたのよ?


オウガ

なにしにきた』とはご挨拶だな。

オレたちは<同胞>だろ?


キャトラ

いや、そうだけど……


オウガ

みろ! 赤獅子はわかってるぜ!


ガレア

……騒がしい。なんの用だ。


オウガ

自慢のバイクが壊れたって聞いて、

どんなもんかと見にきたんだが……

こりゃ派手にやられたな。


ガレア

元に戻すには、

しばらくかかるだろう。


オウガ

みてぇだな。だけどまぁ、

凹みはでけぇが破損は少なそうだ、

難しい修理はいらねぇだろ。


ガレア

ああ。この程度なら、

俺でも修理が可能だ。


キャトラ

オウガ、バイクのことわかるのね!


オウガ

おいおい、キャト公。

その発言は、

オレを舐めすぎだぜ。


オウガ

バイクってのはな、

男の魂を震わせる乗り物だぜ。

これくらいは男子のタシナミよ。


キャトラ

へ~そういうもんなのね。


オウガ

しっかし、話には聞いてたが……

こいつは、いいバイクだな。


ガレア

ほう、わかるか。


オウガ

ああ。生意気なツラしてやがるが、

ボディーは引き締まっててよ、

このクビレもいいラインしてるぜ。


オウガ

まさにオレ好みだ。


アイリス

……ツラ? ボディー?


ガレア

こいつは人と風になるため

産まれた存在だからな。

一度、経験すれば、世界が変わる。


オウガ

なるほど。

オレもほしくなってきたぜ……

自分だけの相棒をよ。


キャトラ

……なに言ってるのか

よくわかんないんだけど……


アイリス

でもキャトラ。

ガレアさんも楽しそうだし、

いいんじゃない?


キャトラ

それもそうね。

あとはオウガにまかせましょ。


思い出4

ガレア

………………


ゲオルグ

こんな場所でやっていたのか。

探したぞ。


アイリス

あ、ゲオルグさん。


キャトラ

今度はアンタが来るとはね……

ガレア、意外と友達いるじゃん。


ガレア

……俺になにか用か?


ゲオルグ

お前が魔物との戦闘で

負傷したと聞いてな。


ガレア

負傷したのは俺ではない。

バイクの方だ。


ゲオルグ

それも聞いている。

だがバイク――相棒が負った傷は、

つまりお前の傷。そうなのだろう?


ガレア

…………そうだな。


ゲオルグ

自分はお前が強いことを

知っている。


ゲオルグ

だが集団で行動をしていれば、

今回相棒を傷つけることも

なかったはずだ。


アイリス

……そうかもしれませんね。


キャトラ

誰かが一緒だったなら、

バイクも守れただろうしね。


ゲオルグ

今回はバイクで良かった……

と、いうつもりはない。

だが次は違うかもしれん。


ゲオルグ

今後、こんなことがなように……

お前、生徒会へ入れ。


キャトラ

あら、ガレアのこと、

そんなに心配してたの?


ゲオルグ

じ、自分は生徒会副会長として、
生徒の安全を守る義務があるのだ!


アイリス

仲間想いなんですね。


ゲオルグ

む……ぐ……


ガレア

……相当に心配をかけたようだな。

ゲオルグ、お前の心づかい。

感謝しよう。


ガレア

だが、その誘いは断らせてもらう。


キャトラ

え、なんでよ?


ガレア

本当に大切な物なら、

おのれの力で守るものだ。


ガレア

ゲオルグの力は疑っていない。

だが、これは俺の覚悟の問題でも

あるのだ。すまんな。


ゲオルグ

いや、わかった。

自分はその覚悟を尊重しよう。

ただ――


ガレア

なんだ?


ゲオルグ

自分の言葉も覚えておいてくれ。

お前が必要とするなら、

いつでも自分は手を貸すと。


ガレア

……わかった。覚えておこう。


ゲオルグ

ならいい。

自分はそろそろ生徒会室へ

戻るとしよう。ではな。


ガレア

ああ。


…………


キャトラ

なんか面倒くさいけど、

これが男の友情なのかしらね。


アイリス

いいじゃない。

仲良しなのは、素敵なことよ。


キャトラ

ま、それもそうね。


思い出5

バイクの修理に集中するガレア。
その側には、茶色の毛皮の犬が
大人しく座っていた。


アイリス

ガレアさん、その子は……


ガレア

……魔物に襲われていた犬だ。


キャトラ

ああ、ガレアが助けてあげた子ね。


子犬

わんわん!


キャトラ

な、なによ、やる気!
アタシは犬相手でも
容赦しないわよ! シャアー!


アイリス

あの……修理の方は、どうですか?


ガレア

もうほとんど終わっている。

ずいぶんとかかったがな。


キャトラ

でも、無事に直りそうなら、よかったじゃない。


ガレア

いや、このままでは直りはしない。


キャトラ

え、なおんないの?!


ガレア

修復をしてわかったが、

ルーンプラグ>が

無くなっている。


アイリス

……ルーンプラグ?


ガレア

バイクを構成する重要なパーツだ。

これが無くてはバイクは動かない。


ガレア

たぶん、破壊された時に

紛失したのだろう。


キャトラ

どうしてもダメなの?


ガレア

車体の凹みなら修理も可能だが、

ルーンプラグはどうにもならん。


アイリス

……そうなんですね……


キャトラ

じゃあ、そのバイク、

もう走らないの?

ガレアの大事な相棒なのに……


アイリス

…………そんな……


思い出6


子犬

わん! わんわん!


静かに座っていた犬が、
突然元気に吠えると、
一目散に走り去っていった。


アイリス

……どうしたのかしら?


キャトラ

さぁ? それよりも、

今はガレアのバイクを――


子犬

わんわんわんわん!


キャトラ

戻ってくるのはやっ!

って、なにくわえてきたのよ?


ガレア

これは……<ルーンプラグ>だ!

いや、しかし……破損している。

これでは……


ガレア

……ルーンの光。

これはブロウか……


ルーンの光が少しづつ、
ルーンプラグ>に吸い寄せられ、
一度だけ強く輝いた。


アイリス

欠けていたところが……

直ってますね。


キャトラ

じゃあ、これで修理できるわね!


ガレア

そうだな。これなら問題ない。


ガレアはルーンプラグを
バイクへと組み込み、
エンジンに火を入れた。


キャトラ

動いた! 直ったのよね!!


ガレア

ああ。直った……

これもお前たちのおかげだ。

感謝する。


子犬

わんわん! わんわんわん!


アイリス

なんだかこの子、

とっても嬉しそうね。


キャトラ

助けられたのわかってるのかもね。

ねぇ、ガレア、

この子バイクに乗せてあげたら。


ガレア

いいだろう。ルーンプラグの礼に、
風になる幸せを教えてやろう。
来るがいい、シバ!


キャトラ

え、名前つけてたの!?


子犬

あおーん!


ガレア

ブロウにも礼をしたいが……

次の機会に誘うとしよう。


ガレア

必ず最高の時を約束する。
楽しみにしていてくれ……ではな!


シバを乗せたガレアのバイクは、
重低音を響かせて、
風になっていった。


キャトラ

直ってよかったわね。

それに次ならアタシも、

乗せてもらえそうだし。


アイリス

そうね。次の時は、

みんなで風になりましょ。


ボイス

状態ボイス
キャラ詳細画面峠が俺を呼んでるぜ
Lvアップ風になるぜ
スキル踊るぜ!
AS1駆け抜けるぜ!
AS2いい子にしてろよ、じゃじゃ馬
交代時(入)出ッ発(デッパツ)だ
交代時(出)ちぃ…
クエスト開始時俺を止められはしないぜ
クエスト中放置俺はいつでも行けるぜ
クエストクリア時ふっ、いい風だったぜ
戦闘不能時ちぃ…ドジったぜ…
タウン1よう、お前か
タウン2お前も自由を感じたいのか?
タウン3整備をしている
タウン4マシンはいいもんだ
タウン5一緒に走るか
攻撃1ふん!
攻撃2はぁ!
被ダメ1ちっ
被ダメ2ぐぅっ
被ダメ3ぬっ
協力待機 手を振るorお辞儀よう、お前か
協力待機 バンザイ最高だな
協力中 土下座&頭を抱える認めよう…
温泉生きてる甲斐があるってもんだ…

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コメント (茶熊版ガレア・思い出)
  • 総コメント数3
  • 最終投稿日時 2016/04/21 20:45
新着スレッド(白猫プロジェクトwiki【白猫攻略wiki】)
ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/07/25
    • Android
    • リリース日:2014/07/13
カテゴリ
ゲーム概要 【[リコリス・リコイル]コラボ  4月12日より開催!】

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