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アンジェラ・思い出

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アンジェラの思い出とボイス


思い出1

リンツ島での出来事から
しばらく経ったある日――

アンジェラ

ハッハッハ!

実に心躍る場所だな、ここは!


キャトラ

アンジェラ、いらっしゃーい!


アイリス

こんにちは、アンジェラさん♪


アンジェラ

うむ、健勝でなによりだ。

主人公も、

リンツでは世話になったな。


主人公

(♪)


アンジェラ

――と、改めて自己紹介しよう。


アンジェラ

アンジェラ・ベイリアル。

蒼炎の島ウルドの第三公女だ。

よろしく頼む。


主人公

(♪)


アンジェラ

それにしても愉快だな!

飛行島というやつは!


アンジェラ

足は大地の重みをしっかり感じて

いるのに、空がこんなにも近い!

そしてなにより広大だ!

自由を感じる!


キャトラ

もー、大はしゃぎねぇ。


アンジェラ

ハッハッハ、大目に見ろ。

これでも元箱入りだからな。


アンジェラ

それに、お前の抱き心地も

恋しかったぞ?


キャトラ

ぎにゃっ!?


アンジェラ

ふふ、やはりキャトラは

かわいいな!


キャトラ

いきなり抱っこしないの!

……あ、でもやっぱりアンタ、

抱き方は上手……よね……


アンジェラ

お前との再会にそなえて、

さらに腕を磨いたからな!

よしよしよーし……


キャトラ

ぐー。


アイリス

(寝てる!?)


キャトラ

……たーっ!
あぶなく寝るトコだったわ!


アイリス

ううん、寝てたよキャトラ……


主人公

………


アイリス

とにかく、ゆっくりして

いってくださいね♪


アンジェラ

甘えさせてもらいたいところだが、

そういうわけにもいかないのだ。


主人公キャトラアイリス

?   ?    ?


アンジェラ

お前たちに協力を仰ぎたい。

――私と共に再び

リンツへ赴いてくれないか。


キャトラ

なんで?


アンジェラ

……例の戦闘の事後調査だ。

時間が経ってあらわになる情報

というものもある。


アンジェラ

念のため、当事者にも

立ち会ってもらいたい。

それにお前たちがいれば、

島民の怯えも幾分か和らぐだろう。


キャトラ

お安い御用よ!

エマにも会えるしね♪


主人公アイリス

♪   ♪


アンジェラ

お前たちならそう言って

くれると思っていたぞ!


アンジェラ

リンツに着くまでの間、

存分に飛行島を

堪能させてもらおう!

思い出2

アンジェラ

ハッハッハ! さすが飛行島だ!

酒場まで備えているとはな!


アンジェラ

ん、アイリス?

酌が止まっているぞ~?

はやくはやく~!


アイリス

アンジェラさん、

そろそろやめた方が……


キャトラ

けっきょく滞在中、

徹底的に遊び倒したわね……


主人公

………


アンジェラ

だってもったいないだろ~?

兄上の目もないんだし~……


アンジェラ

ほら、キャトラ、もっと近う寄れ~?

存分に愛でさせるがよいぞ~。


キャトラ

こないでー!


(※ピューン!)


(※アンジェラがキャトラの後ろを走り抜ける)


アンジェラ

ん~キャトラはふかふかだな~。

ぎゅ~!


キャトラ

それはカーテンよ!


アンジェラ

キャトラ~?

こっちかな~?


(※ピューン!)


アンジェラ

キャトラ、なんか硬くなったか~?

だがそんなお前もかわいいぞ~。


キャトラ

それは酒ビンよ!


アンジェラ

あれぇ……キャトラ~?


(※アンジェラがいつの間にかキャトラの背後にいる)


アンジェラ

今度こそ、つかまえた~。


キャトラ

それはアタシよ!

……はっ!?


アンジェラ

ぎゅ~~~っ!

私を癒やせ! さあ!


キャトラ

ぎにゃーーー!


アイリス

アンジェラさん、なにか嫌なこと

あったのかな……?


主人公

…………





アンジェラ

――事後調査、ですか?

お兄様。


デクスター

そうだ。機材の手配が整った。

改めてリンツへ向かい、

現場の再調査を行え。


デクスター

<あの事件>は極めて特殊だ。

徹底的に痕跡をさらえば、

思わぬ発見があるかもしれん。


アンジェラ

わかりました。

……もしも、

重大な痕跡を見つけた場合は?


デクスター

無論、接収する。


デクスター

必要とあらば、リンツもろとも。


アンジェラ

…………

思い出3

アンジェラと共にリンツに
上陸してから、しばらく後――

キャトラ

ヒマねぇ。立ち会いっていっても、

ときどき呼ばれるだけだし。


アイリス

エマさんも留守みたいだね。

終わるまでに会えるかな?


(※悲しげな表情のアンジェラ)


キャトラ

あ、おかえりアンジェラ。


アイリス

なにか見つかりましたか?


アンジェラ

……森の奥地で、謎の地下空間に

繋がる入り口が見つかった。


アンジェラ

巧妙に隠ぺいされていたが、

以前の戦闘の影響で

露出したのだろう。


主人公キャトラアイリス

!   !    !


アンジェラ

現状の情報から推測するに、

おそらくは未踏の古代遺跡だ。


キャトラ

大発見じゃない!


アイリス

あの……どうしてそんなに

悲しそうなんですか?


アンジェラ

もし未知の古代技術が

遺跡に残されていれば、

我々は大きな力を

得られる可能性がある。


アンジェラ

我がウルドの領主は――兄上は、

決して放っておかないだろうな。


主人公キャトラアイリス

!   !    !


アンジェラ

この島は、もう――


???

……アンジェラ!?

それに……みんなも。


アンジェラ

エマ……!


アンジェラ

……すまない、お前たち。

少しだけ、エマと二人に

してくれないか?





エマ

買い物で遠出していたんです。

そしたら飛行島が見えて――


アンジェラ

火事場泥棒じみた真似をして

すまなかった、エマ。


エマ

あなたの意思では

ないんですよね?


エマ

それなら、仕方がないです。


アンジェラ

……そうか。

健勝なようで、なによりだ。


エマ

はい。アンジェラも。


アンジェラ

島の者たちとは

うまくやっているか?


エマ

……努力は……しています。


アンジェラ

ハッハッハ!

やはり難儀していると見える!

お前は意地っ張りだからな!


エマ

わ、笑わないでください!


アンジェラ

また嫌がらせを受けたら

私に言うがいい。

島中練り歩いて脅してやろう。


エマ

遠慮します。

ほっといてください……


アンジェラ

ふふ、それは残念だ。


エマ

…………

さっき私が来たとき、

なにを話していたんですか?


アンジェラ


エマ

話は聞こえなかったけど、

なにか重大なことが

あったのはわかります。


アンジェラ

…………


エマ

私は、リンツを守りたいんです。

大切な人たちが眠る、

この静かな地を。


エマ

巫覡としての使命ではなく……

一人の島民として。


エマ

そのためなら、私は……

あなたとだって……


アンジェラ

――ハッハッハッハ!

とんだ独り合点だな、エマ!


アンジェラ

心配そうな顔をするな。

もはやリンツには、

軍事的価値など微塵もない。


エマ

アンジェラ……


アンジェラ

次は空の上で茶でも飲みながら、

お前とゆっくり語らいたいものだ。


アンジェラ

懲りずに付き合って

くれるか? エマ。


エマ

……断る理由なんてありませんよ、

アンジェラ。

思い出4

デクスター

――報告は以上か?


アンジェラ

はい、お兄様。

遺跡内部はすでに、

何者かに荒らされていました。


アンジェラ

持ち帰れる物は接収しましたが、

軍事的な価値はありません。

元より儀礼的な、墳墓の類であった

と推測できます。


アンジェラ

かの島にはもはや、

ウルドが介入する意味は

皆無と考えますわ。


デクスター

――――


アンジェラ

(遺跡の詳細は口外しないよう

兵たちには命令したが……

本当にこれで良いのか?)


アンジェラ

(身命を国に捧げると、

蒼炎に誓ったこの私が……)


デクスター

――わかった。

ご苦労だったな。


アンジェラ

……もったいないお言葉ですわ。

期待に応えられず、

面目次第もありません。


デクスター

構わん。見つかれば拾い物、

程度の認識だった。元よりな。


デクスター

ときにアンジェラ、

余力はあるか?


アンジェラ

問題なく。


デクスター

ならば少し付き合え。

俺なりの労いだ。


アンジェラ

それは……兵棋ですか。


アンジェラ

最後に一戦交えたのは、

もうずいぶん前でしたね。


デクスター

善き領主で在り続けるのも、

いささか疲れる。


デクスター

たまには家族と、

水入らずで戯れたいと思ってな。


アンジェラ

私の拙い腕前でよければ、

お相手になりますわ。


デクスター

そうこなくてはな。


…………

……

戦場を模した図上に並ぶ駒を、
アンジェラとデクスターは
熟考しつつ、動かしていく。

アンジェラ

こうして盤を隔てていると、

幼いころを思い出しますね。


デクスター

戦略演習用の兵棋も、

この国では玩具代わりだからな。


アンジェラ

もう一戦、もう一戦とせがむ私に、

お兄様は笑いながら

付き合ってくれました。


アンジェラ

私を泣かせないために、

手加減もしてくれましたね。


デクスター

そう言うアンは、みるみる

頭角を現していったがな。


デクスター

やはり将に向いているよ、お前は。

……ん、その夜襲は悪手だ。

もう挽回はきかんぞ。


アンジェラ

あら、本当ですね。

私としたことが……


デクスター

白々しいな。

手心のつもりか?


アンジェラ

買いかぶりですわ。


デクスター

面白い。あくまでも

兄に花を持たせるわけか。


デクスター

ならば否が応でも、

本気になってもらう必要があるな。


アンジェラ

ですから、手加減など……


デクスター

――何を隠している、アンジェラ?


アンジェラ

…………ッ!


デクスター

席を立つな。

瞳を逸らすな。

真実以外を口にするな。


デクスター

それら一切を違うこと、

ウルドへの反逆と心得よ。


アンジェラ

お兄様! 私は……!


デクスター

アンジェラ。お前に残された道は

一つだけだ。


デクスター

勝利し、守れ。

思い出5

デクスター

軽率な一手だ。

動揺が采配に表れているな。


アンジェラ

(まずい……序盤の加減が

相当に響いている。もはや……)


デクスター

慣れない嘘など

つくからそうなる。


デクスター

やはりお前に

謀の才はないな、アンジェラ。


デクスター

安心しろ。

お前が俺を謀っているという

確たる証拠があるわけでもない。

言いがかり、というやつだ。


アンジェラ

それは……


デクスター

お前が勝てば、今回の

不義不忠には目をつぶってやる。


デクスター

ただし俺如きに負けるようなら、

蒼炎にかけて、真実を語れ。


…………

……

アンジェラ

(この劣勢から巻き返すなど、

もはや望むべくもない……)


アンジェラ

(……そもそも兄上は

すでに真実を知っていて、

私を試している可能性すらある)


アンジェラ

(ならば今この状況で、

私が勝とうと抗うこと自体が、

兄上の――ウルドへの

反抗になってしまう……!)


デクスター

どうした。お前の手番だぞ。


デクスター

俺の兵を私情でそそのかしたのだ。

――さぞや面白い話が

聞けるのだろうな?


アンジェラ

(やはりか……!

どうすればいい?)


アンジェラ

(ウルドに背くのか。

リンツのために抗うのか……

私はどちらを選べば良い!?)


デクスター

……戦意喪失、だな。

どのみち戦況は覆るまい。


アンジェラ

…………


デクスター

お前が、俺に逆らうほどの何を

リンツで得たのかは知らないが――


デクスター

終わりだ。


アンジェラ

(私が、あそこで得たもの……)


アンジェラ

(――そうだ。

私は、彼女のために――)


アンジェラ

……お兄様、賭けに乗っては

くださいませんか?


デクスター

賭けだと?


アンジェラ

屠所の羊もかくやといった

無様な敗勢……


アンジェラ

覆してみせた暁には、

ある<取引>に応じて

いただきたいのです。


デクスター

話にならないな。

敗北必定のお前に、

掛け金など残っていない。


アンジェラ

命を。


デクスター

なに?


アンジェラ

負ければ、斬り捨ててください。


デクスター

…………


デクスター

いいだろう。

ただし、取引の内容そのものを

飲むかは別だ。


アンジェラ

構いませんわ。


デクスター

この盤上には今、

お前の命が置かれている。

死に物狂いで戦え、アンジェラ。

思い出6


アンジェラ

目標地点の突破を阻止。

敵軍残存勢力、四割。

戦闘終了……


アンジェラ

――私の勝ちですわ、お兄様。


デクスター

率直なところ、俺は驚いている。


アンジェラ

運に教われただけです。

私など……


デクスター

違う。


デクスター

お前が堂々とリンツを選び、

ウルドに反旗を翻したことに、だ。


アンジェラ

…………


デクスター

<取引>とやらの内容を言え。


アンジェラ

……まず先に、私はお兄様に

嘘を申し上げました。


アンジェラ

発見された古代遺跡には、

貴重な情報が眠っている

可能性があります。


デクスター

なぜ黙っていた。


アンジェラ

危惧を覚えたからです。


アンジェラ

あの規模の遺跡を調査するには、

長い期間と知識が要るでしょう。

現地の歴史や文化に精通した

島民の協力は不可欠です。


アンジェラ

武力行使に慣れたウルドとは、

相性が悪いと考えました。


デクスター

言葉を選ぶな。

お前はウルドでなく、俺の

<やり方>を恐れたのだろう。


デクスター

長兄もろとも無関係の者たちを――

お前の家族まで亡き者にした、

あの祝宴のようなやり方を。


アンジェラ

否定は……いたしません。


デクスター

それこそ、お前が

判断することではない。


デクスター

大きく出たな、アンジェラ。


アンジェラ

……遺跡は、かの<魔幻獣>の

秘密に関わっている

可能性も強く考えられます。


アンジェラ

巫覡の一族である少女の

強力が得られなければ、

解明の道は永久に閉ざされる

恐れがあります。


デクスター

力尽くで聞き出せばいい。


アンジェラ

………!


デクスター

苦痛を与える方法など、

いくらでも知っている。


アンジェラ

――屈さない。


デクスター


アンジェラ

彼女は、決して屈しません。

なぜなら私は知っています。


アンジェラ

あの鋼のような強情さを。

大切な者のため、命すら賭ける

強く気高き精神を。


アンジェラ

痛みや恐怖に屈し、

理不尽を受け入れるほど

彼女は弱くはない……


アンジェラ

なぜなら彼女は私が選んだ
――初めての<>だからだッ!!


デクスター

――――


アンジェラ

<取引>です。


アンジェラ

リンツの民を敵に回さぬよう、

遺跡には必要最低限の

調査隊のみを送ること。


アンジェラ

彼らの平穏を脅かさぬよう、

良好な関係を築くこと。


アンジェラ

それを飲んでいただければ、

私自らリンツの民を説得します。

難儀な交渉ではありますが、

多少は円滑に進むでしょう。


デクスター

俺が<取引>に

応じなければどうする。


アンジェラ

この首を差し出して、

誠意の足しにするのみですわ。


デクスター

……忠義(ウルド)も義理(リンツ)も、両方選ぶか。


デクスター

我が妹ながら、

慎ましさの欠片もないな。


(※デクスターが兵棋盤から離れる)


デクスター

久々に胸躍るひとときを過ごした。

お前も休め、アン。


アンジェラ

……お兄様。





キャトラ

……で、結局リンツに

とんぼ返りってワケ?


アンジェラ

ハッハッハ!

もはや笑えるだろう!


アイリス

大変でしたね……


アンジェラ

兄上も刺激に飢えているのだろう。

私も久しぶりに

本気を出してしまった!


主人公

…………


アンジェラ

しかし、エマの説得は

兄上以上に骨が折れそうだ。


アンジェラ

応じてもらえなければ、

今度こそ私の命はないだろう!

テンション、アガってくるな!


キャトラ

アガらないわよ!


(※主人公が光る)


アンジェラ

……友達なんだから、

きっと大丈夫?


キャトラ

そうね。だってアンタは、

エマのために戦ったんだもの!


アイリス

はい。きっとエマさんも、

わかってくれると思います。


アンジェラ

……そうだな。

きっとそうだろう。


アンジェラ

私にとっては、家族も友も

等しく大切なものだ。


アンジェラ

それを守るためならば、

私はどんな困難にだって

立ち向かってみせるぞ。

ボイス

状態ボイス
キャラ詳細画面
Lvアップ
スキル
AS1
AS2
交代時(入)
交代時(出)
クエスト開始時
クエスト中放置
クエストクリア時
戦闘不能時
タウン1
タウン2
タウン3
タウン4
タウン5
攻撃1
攻撃2
被ダメ1
被ダメ2
被ダメ3
手を振る/お辞儀
バンザイ/ハイタッチ
土下座/頭を抱える
温泉

【キャラ説明】
蒼炎の島・ウルドの第三公女。
窮地も運命も、大声で笑い飛ばす女傑。

【プロフィール】
本名:アンジェラ・ベイリアル (cv.小清水亜美)
二つ名:[豪胆な戦術家]→[蒼炎を背負いし女傑]
種族:人間 (職業:公女)
所属:ウルド第三公女
年齢:20歳
出身地:連邦加盟国<嵐の国>・蒼炎の島ウルド
人間関係:友人→エマ
忠義/苦手→デクスター

同時期登場キャラ

蒼き炎のテンペスト2018/3/30


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ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/07/25
    • Android
    • リリース日:2014/07/13
カテゴリ
ゲーム概要 【[リコリス・リコイル]コラボ  4月12日より開催!】

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